私たちがこの住宅モデルを開発するにあたり、重視したコンセプトは「オトナにとって日本で一番気持ちのいい空間をつくる」でした。
日本の住宅地では、けっして広いとは言えない敷地で建築家やハウスメーカーが創意工夫して、さまざまなプランを提案してきました。ただ、とても充実した内容の住まいもありますが、やはり多大なる予算を要したり、あるいは特殊な解であることから多くの人にとって魅力的には映らないのではないかと思う間取りもありました。
『オトナを愉しむ家』は、そんな、どこかバランスを欠いた住まいではなく、もっとすんなりと腑に落ちて、かつリラックスしてオトナ時間を楽しむための住まいを提案します。
それは、親密でいながら開放的な雰囲気を持ち、ひっそりと奥まった感じの場所でありながら、中は豪奢といった風でなければなりません。つまり、この家では「中庭」が重要な役割を果たします。
〈モノの値段〉ではなく、〈モノの価値〉を知るオトナにお届けする中庭型の家。実施設計レベルで細部にわたり検証した間取りなので、敷地の大きさや規制状況に合わせてアレンジできる自由度の高さも特徴です。
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