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子育て応援住宅の半年点検

200項目を点検

先週の土曜日は、西宮の子育て応援住宅の半年点検でした。お住まいが完成してお引き渡しの前に検査はしていますが、まずは昨年のコロナ禍で家にいることも多かったであろうお施主さまから大変住み心地が良いとお褒めの言葉をいただき一安心。

当社の竣工検査の項目は約200項目あり、万全の状態でお引き渡しは済ませていますが、ペンディングの項目もあり、それらは今回の半年点検でまとめて対応させていただきました。順番に見ていきましょう。

子育て応援住宅 半年点検

大きな問題はなし

まずは外部周りと内装のチェック。外部は塗壁部分ご一部欠損があったので後日工務店さんに補修いただきます。
クロスも入隅部で数カ所開きかけている部分がありました。クロスは保証期間が2年なので、その際にまとめて対応でも良かったのですが、数カ所なのでこのタイミングで対応いただくことに。

子育て応援住宅 半年点検
半年くらい経つとこのようにクロスに隙間ができることがあります

双子のお子様たちの小学校入学を見据えて、ライブラリーのカウンター横にランドセルをかけるフックを設置。ランドセルのサイズを確かめるためにカタログをパラパラと見てみるとその値段に驚きました。大人よりも子供の方がハードに使うのでしょうが、かなり至れり尽くせりの仕様です。
写真は子供たちがいま使っているリュックです。ちょうど良さそうですね。

子育て応援住宅 半年点検
まだ小学校入学前なのでランドセルでなくリュックをかけてみました

火山灰を使用した自然素材の外壁『そとん壁』ですが、少し欠けが見られたので補修して頂きます。もしかしたらお子様が自転車の乗り降り時にぶつかってしまったかもしれませんね。

そとん壁

トイレの詰まり

大きな問題はなしと書きましたが、実は一点問題があり、一階のトイレの排水の流れが悪いという報告を施主さまより受けており、工務店さんにきちんとした調査を依頼していました。
詰まりの原因を特定するため図面と施工状況を照合し、水を流しながら状況確認していくと確かに流れ方に違和感があります。
そこで配管内にカメラを通すと原因が分かりました。なんのパーツかわかりませんが工事中に本来必要のない部材が配管内に紛れ込んでいて、それが配管の曲がり部分に引っかかりティッシュや固形物の流れを邪魔していました。
ようやく原因が分かり、部材を取り除いたところきれいに水が流れるようになりました。
節水タイプであることなど様々な原因を想定しましたが結果的には施工ミスということになります。
ともあれ解決したということで施主様にもご安心いただき何よりです。

子育て応援住宅 半年点検
排水管の中にカメラを差し込んで調査します。胃カメラみたいですね

ガレージの横に小さな花壇のスペースがあるのですがブルーベリーの苗木が植わっていました。立派に育つと良いですね。


お昼近くになった頃、休憩をとることに。ご家族の近況などをお伺いしながら美味しいコーヒーをご馳走になりました。

そのなかで、ご夫婦それぞれのために作った書斎はとても重宝されているとのこと。特に奥様は今も週に2日はテレワークなので家事の中心となる2階に書斎を設けたことで子育ての効率もアップし、自分の時間もより充実したとたいへん満足されていました。なぜかご主人もその部屋によくいることが多いとおっしゃっていましたが。。
お休みのところ皆さまお疲れ様でした。

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